| @製材・・・・・大きく輪切りにした原木を用途に合わせ、気の質を見て板目切り、 柾目切り、縦木切りにきる。最大限に木を生かす。 A木取り・・・製材された素材の上に丸判を押す。 木の芯は、割れやすいので木地は、縦木取りで芯を除き傷などを 避けながら印をつけ丸く木取りをする。 B荒挽き・・・轆轤にかけて、内径・外径ともに仕上がり寸法より6〜9mm余分 にして乾燥しやすい型に造る。この後、水分が12%程度までに乾 燥させ、50〜60日間養生させる。これは木の動きを止めるための 重要な工程です。 C乾燥・・・・木を乾燥させる方法は、天然乾燥と人工乾燥があります。 天然乾燥は、自然の空気中で長い時間をかけて乾燥させる方法 人工乾燥は、機械を使う真空乾燥と煙で燻すながら乾燥するくん 煙乾燥があります。 D火造り・・・ここで、木地師が使う刃物「かんな」のお話 木地師が使う「かんな」は、木地師それぞれが鋼材を選び火を おこして自分で作ります。 E仕上げ挽き・・・乾燥した荒挽きを外挽き、内挽きして薄く仕上げます。 このとき蓋物(吸い物椀、棗、食籠など合口物ともいう)は、 これから後の下地、塗りの厚みまで計算されて仕上げられ ます。ここで自慢!!特にお茶道具の棗は90%以上が山 中温泉で挽かれているものです。 F加飾挽き・・・器物に千筋、乱筋、稲穂筋など刃物の工夫によってできる彫り を入れていきます。 G摺り漆(拭き漆)・・・彩庵の社長の母方の曽祖父、筑城良太郎が発明した塗り です。漆を摺り込み拭き取るのでこの名前がついたといわ れています。カトラリー彩庵の商品も拭き漆商品がたくさん あります。 H下地・・・・・下地作業は、漆器の良否を決める位置にあるといわれています。 素材の凹凸や弱点をカバーし、次の工程を完璧に仕上げるための 下作業といわれています。 I上塗り・・・山中温泉では、塗り立てが主に行われています。刷毛で塗り、回転 乾燥風呂に入れて乾かしただけなので漆特有の光沢があります。 ちなみに上塗り刷毛は、若い女性の頭髪が最もよいとされています。 J加飾・・・蒔絵、沈金、螺鈿、伏彩色、平文、きんま、彫漆など多くの技法があり ます。特に蒔絵は、漆で文様を描き金粉、銀粉を蒔く技法です。日本独 自のMaki−eとして海外でも評価されています。 |
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| カトラリー彩庵 中嶋陽子 saian@po2.nsknet.or.jp |