山中漆器について
およそ400年前から続く山中漆器の最大の特徴は、高度な「轆轤(ろくろ)挽き」の技術です。
薄く挽かれた木地はなめらかで芸術品のような繊細さ、美しさがあります。
「薄挽き」の他に、木地の肌に極細の筋を入れる「加飾(かしょく)挽き」も山中漆器が得意とする轆轤挽きの技術です。
木地の表面に鉋を当てて細かい模様を付ける「加飾挽き」は、「糸目筋」をはじめ20種類以上あり、木地に多彩な表情をつけることができます。
また、江戸期に導入された塗りや蒔絵の技術も明治期より金沢などの他産地の技術も取り入れ、茶道具を中心とした塗り物の産地としても有名です。
昭和に入ってからは、合成樹脂を素材とした安価で丈夫な近代漆器を導入し新しいライフスタイルに対応した食器開発により伝統漆器と併せて生産額日本一の漆器の産地として発展しています。
彩庵について
安全、安心、高品質な国産商品を取り扱う山中漆器専門店です。
2000年からネット販売を始めて今年で20年を迎えました。
お客様が使いやすい食器を目標に、伝統工芸と現在のライフスタイルをマッチさせたオリジナル商品を開発、販売しております。
当店の国産山中漆器はご自宅用はもちろん、贈答品としてもご利用いただけます。
また、高品質な商品作りにこだわり、店主 中嶋淳之輔自身が拭き漆師として商品の製造にも携わっております。
卸部 山中塗り 中商
ネット販売 彩庵
山中温泉実店舗 かなかな(休業中)
小売・蒔絵体験 ゆのくにの森 山中漆器の館